7月10日、13時からの衆議院本会議を傍聴しました。参議院先議の議員立法、
「性同一性障害者の性別の取り扱いの特例に関する法律」を与党3党のプロジェクト
チーム座長としてとりまとめ、全会派一致の法案として、7月2日の参議院本会議で
成立に導き、いよいよ衆議院本会議で可決される日です。
手塩にかけて育てて来た法律の誕生の瞬間を傍聴席で見守りました。
スタートは平成12年8月19日に神戸で開かれた国際学会「第6回アジア性科学
学会」からです。性同一性障害に関する取り組みを心に決めて、自民党内での勉強
会を始めました。障害者の日々の生活の不自由を少しでも取り除き、暮らしの質を
高められる様、法律の成立に努力してきました。当事者や家族の方々との話し合い
も行いました。立法に関しては参議院法制局の方々のお力や、先輩、同僚議員の
協力を得て、誕生した法律です。 障害の認定は、専門知識を有した医師2人以上の
診断の一致を条件とし、20才以上、現に婚姻していないこと、現に子がいないこと、
生殖腺又はその機能がないことなどの5要件を満たすことにより、家庭裁判所の審判
で戸籍上の性別を変更できるようになるもので、1年後から施行、更に施行後3年を
目途に見直しをする検討条項をつけています。当事者で、現に子どもがいる方は、
約一割と言われています。子どもの事等を含め、整備されなければならない課題も
あります。成立した法律を育てながら、暮らしやすい環境を整備していかなければ
ならないと思います。議員立法作りは大変な作業でしたが、幸せな暮らしにつながると
思って下さる人が一人でもいれば苦も楽となります。
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