次の国会開会の日は決定していませんが、今、平成17年度予算関連の動きが
活発であります。三位一体に関し我々三議員と看護課長との話し合い、看護問題
小委員会では清水委員長の元に関係議員、関係団体が参集し、関連省庁からの説
明を受け質疑を行いました。概算要求では、今年度に比し12、3%増の131
億1200万円を計上され、新項目としては○訪問看護ステーションのモデル事
業、○新人助産師に対する医療安全推進モデル研修事業、○看護基礎教育のカリ
キュラム関係の検討会等ですが、厳しい予算事情から、予算要求にむけての対策
が必要かと思われます。
母体保護法の改正が目前に迫っております。前回の法改正後より勉強会で取り
組んで来たのですが、今回の改正にむけての統一意見が出されておらず、短期間
で更なる詰めが必要な現状であります。
性同一性障害者の性別取扱いの特例に関する法律が7月16日から施行され、
沖縄の20代の人が16日に那覇家裁に性別記載変更を申し立てていたところ、
29日までに認められ、次いで広島県の人、東京の人と相次いでおります。本人
や家族の喜びの声を聞くとき、戸籍の変更が難しい課題であっただけに、「娘」、
「息子」としての新たな誕生に対し、感無量と言う母親の声が寄せられ、立法者
としての喜びを味わっています。同法に関する解説書もまもなく出版されます。
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